― 朝:クラタエグス砦・城門 ―
[2人の姿が見えたならば。
城門の前、鞍を付けたウシャスを待機させて、手を振って。]
乗り心地、は……そう悪くはないと思うが。
[自分とローの武装、3人の重量。全て踏まえれば、到着は単独行より少し遅いかもしれないが。]
……すまんな、ロー。まあ、ウシャスは比較的こういう任には向いている竜だ。落ちる事はないから、安心してほしい。
……ああ。武装の重量が不安なら、私……もしくは私とウェルシュとで先行するが。どうする?
[>>206難色を示すローの様子に、言い添える。
……複雑そうな表情は空中故にではなく、かつて対峙した竜の背に、という点かもしれないが。そこは、触れずに濁す。
>>256通信を入れた時点で、城門の前に居たのだろうか。もしもそのまま馬で向かうようならば、そう問いかけて*]