[とその時、新たな負傷兵が担ぎ込まれた。術士との途切れ途切れの会話が耳に入ってくる。屍鬼。カレンの街に。投げ込まれ――。本能的に立ち上がり剣を取って、術士が止めるのを振り切ると] 母さん!!![叫びながら、カレンの街を目指してその場を飛び出してゆく]