[ 腕に付けている通信端末で、コックピットへと直接接続する。
異常があった際に内部を記録するためのコックピット内の無線。
それに周波数を合わせる。
途端に飛び込んでくる、副機長の言葉。>>221
「――…ガーディアン・スノウ!
機能しているシステムはそのまま
コックピットの操作を、副艦長権限で一時凍結してくれ。
敵に操作されないように、な。
それから、コックピットの見張りを頼む。
侵入するやつがいれば、 すぐに私を呼べ!
護衛艦や乗員・乗客からの通信は、私のリンクに回せ。」
恐らく彼女のことだ、援護と応援要請は既に講じているだろう。>>191
ちらり、ゲオルグを見上げた。
彼はどんな顔を、していただろう。 ]**