[招き入れられた結界の中、様々な気配の中にある人の気配を探す。確認は気配を消し、物陰の奥から。男が王子を見つけた時、彼は修行の真っ最中だった] ……王子に立つ意思あり、と見て良さそうかな。[安穏と生きるだけならば、老竜も手は貸すまい。状況と、王子の姿を見て男はようやく安堵を零した] ディルドレ老、私は答えを見つけた。 彼が再び立ち上がるその時まで、 私は私の為すべきことを為そうと思う。[王子が見える場所からそっと離れ、男は老竜に語りかける。足はそのまま、結界の方へ*]