>>256[気づいたことがある。自分はタクマの声が駄目らしい。あの声で名前を呼ばれる度に耳の奥からじんわりと身体中に形容しがたい感覚が起こるのだ。だから]…んっ、ぁあっ…![くん、と喉を反らせて襲ってくる快楽の波に耐える。自然揺れる身体をピッタリとタクマに押し付け、じっとしてすっかり上がってしまった呼吸を整えた]タ…クマさんの…すけべ……っ[涙と悦に潤んだ瞳で見上げながらそんな悪態をついた]