─ 蛟 統制室 ─[八幡へ通信を返すと、艦内に今着た指示を伝え]俺達はあんま小回りきかねーから、このまま距離を取りつつ周辺探索する艦の補佐に回ろう。航行厳しい部分の補修と甲板の片付けに人員裂いたら、残りは周辺警戒態勢を取るように。[女が判断を下し指示を船員達に示せば、やっと一心地つける…と思いきや。こめかみに青筋立てた副艦長に、単身敵艦突入に併せ現状の格好についても説教喰らうことになり。開放された頃には、既にシロウと鳴丸の手によって巨大な烏賊が沈黙していた>>233]