───![眼前の結界が僅かに開く>>251。告げられる言葉に男は迷い無くその隙間に身を滑らせた。界を跨いだ直後、結界は再び口を閉ざす][老竜は余計なことを口にはしない。かつて告げられた忠告>>250も詳細は語らず、自ら探せというような態だった。その忠告を受けながらも、事前に意味を知ることは出来ず。実を伴ってその意味を知るに至る。今向けた問いの答えははきと得られなかったが、老竜の対応が既に答えのようにも思えた]