[別れの挨拶をする相手>>148に向けてひらひら手を振る。] うん。ノーラ君も元気でねぇ。[こうして農家を営んでいると、雨宿りだったり行き倒れだったりと、不思議な縁で此処を訪れる人間は時々いる。その多くは一期一会なものだけれど───たまに、再会する機会が巡る場合もあって。そんな時は蒔いたのを忘れていた種が芽を出し花咲いた時のような心地がして、ほっこりと嬉しくなるものだ。……彼が歩む道と再び交錯するかもしれぬ未来は、未だ知らない。*]