―――――……焼かれなさい、クロード・ジェフロイ[背の高い馬に乗りながら、アレクシスは兵に告ぐ。その兵は僅か―――――5名。操縦士なんて、居ない。ただ、地を目指して真っ直ぐに進むだけの怪物。いわば、この船は大きな爆弾のようなものだった。積載量ぎりぎりまでに火薬の類を入れ、ただ壊す為だけに陸地へと突っ込む。]