[だけど、その後彼女が出した約束、それにはまた、困ったような顔をするしかなく>>251]
…ごめんなさい。
その約束は、難しいです。
ローズマリーさんが自身をどう考えてるかはわかりませんが、俺には守るべきじゃない人、とは思えないので。
[約束を断れば彼女は同行を辞めるかもしれない。だけど、その約束をするのはたとえ口約束でも嫌だったから、そう答える。
だって、袖に伸びた手は小さくてこんなに弱々しく見えるから。
その手をいつかのように自分の手で覆えば、今度は彼女が手を引かない限りは離さずに。]
ええ、誰にも死んで欲しくないです。
死なせない、ですから。
[彼女の言葉>>252にそう頷いた。]