[ "お茶"というものがどういうものかわからないまま
彼女について行くと、現れたのはテーブル。>>226
そしてヒビ一つ入っていないカップと
埃にまみれていないビスケット。 ]
これ…いただいてもよろしいのですか…?
あっ、ハナ……どうぞ…
[ これでも私なりに畏まらずに言ってみたつもり。
花は両手で差し出して、その動向を見つめた。
戻ってきた花は可愛らしい装飾が為されており
それを見てわぁっと声を上げた。 ]
ありがとうございます…!ぁ…3日………?
[ 3日後にこの花はどうなるのだろう。
それにさっきのイタムという言葉。
無意識に視線が下がる。
………今の私みたいだ。
船の中ではとても幸せで、
船から降りたらどうなるのかわからない。
もしかしたら、死んでしまうかもしれない。
そうならない様に、このハナを大切にしよう。 ]