[幾つかの報告を受け取る。ナハティガルはリオレでは直しきれずと判断し、動かせるようになればストンプへと移動させるとの事には頷いた。元々そのつもりだ。生まれ故郷の方が確実な修理を施せる。] ま、元気になってくれるならありがてぇよな。[自力航行も不可能だった自艦を思い出す。あと少しの報告を受け取り、恐らく完了しただろうと思うのだが、乗員たちは動かない。なんだ? と首をかしげる男の前で、ひとりが口を開いた。満面の笑み。「おめでとうございます」と言うその言葉に、]