人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


モルトガット皇帝  アレク トール

− ファミリア港 / 出航の朝 −

[旗艦に乗り込む前、ロー・シェンに声をかける。
昨夜の慰霊祭の後、彼はシロウと語り合ったはずだ。
かつて同じ側で戦った者同士が決戦を前提にどんな会話をしたのか、それを聞くつもりはない。]


 リーミン代将、
 今回もアストラに乗ってゆくんだな?

  自分らしい戦をやり抜け。

 そうすれば、勝敗も、属する国も、生死すら関係なく
 “彼ら”はおまえを誇りに思うだろう。


[鳥の羽根を一本、ボタンホールに挿してやる。]


 予備の矢羽根だ。 武運を祈る。

(256) 2015/11/13(Fri) 21:55:03

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby