まだ距離がありますが―――――…… もう行きましょう。 [アレクシス・ユレが乗る、一際大きい船。その乗員数を見れば驚くに違いない。] 皆様、上陸の準備をして下さい! [船の最下層部に漫然と敷き詰められたのは、油壷や火炎瓶の類。当然、その分重量が嵩むので、帰還するだけの燃料は搭載していない。]