―― 戦場 ――[槍はブロードソードで打ち払われ、続くツヴァイヘンダーの攻撃は咄嗟に身を捻る事で躱す。しかし剣先は右肩を掠り、赤い血が滲んだ。ここで怯む訳にはいかぬ。全ては仲間の為―――アリーセの為に。] ―――――っ!![槍を素早く構え直し、振り下ろす。全身が軋み、呼吸をする肺すらも痛む。それでも止まらない、気合の一閃をジークムントへと放たれた。]