― 休憩所 ―
[ 精霊の力を借りながら、時々星司に手を貸しつつ簡易休憩所となっている場所まで辿り着くと、セインの報せを受けたメレディスはすでに治療の準備をして待機していてくれた>>248 ]
メル兄さん!
[ 常に変わらぬ優しい笑顔を見ただけで、ちょっと泣きそうになるのは、やはり相当に今の状況と立て続けの試練に緊張していたということだろう ]
傷自体は、そんなに深くないはずなんだけど、数が多くて...あと、星司の足は大事だから、良く診てあげて。
[ 全部自分のつけた傷だから、と、いう言葉は呑み込んだ。それは、悔いてはいけないことだ ]