いっけぇ!![初手は、疾走する馬上からの投げ槍だ。馬上で身体を安定させなきゃいけないこれがこの距離でできるのは、自分と、あと数人くらいしかいない。一番目立つ奴を狙おうと決めていた。あの、後からきてなにか指示飛ばしてるヤツ。飛ぶ槍のあとを追って走る。距離が近づけばさらに何本かの投げ槍が飛んだ。] 一撃!離脱![号令で各人が槍を振るう。一度ぶつかったら、そのまま足を止めずに西側へ駆け抜けるつもりだった。*]