[その途中の通路で、金髪でぬいぐるみを抱く、幼く見える女性>>209に出会う。
このほぼ自動化された船内で、人に出会うとは珍しい。
だが、どうも彼女は道に迷っているのか、どこへ行けばいいのかわからなくなっているように見えた。
心配に思い、一言声をかける。]
おーい、道にでも迷ったのかい?
とりあえず、これでも見ときな、お嬢ちゃん。
[明るく声をかけ、デジタル地図を差し出す。簡単な操作で階層、エリアの切り替え、拡大縮小が出来る優れものだ。
受け取ってくれただろうか。用事は済んだとばかりに歩き去っていく途中で、振り返り、]
あ、私はオクタヴィアって名前。またなんかあれば言いにきなよ。
[言い放ち、今度こそ歩き去っていく。返事はあっただろうか。]