人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル海軍中尉 シロウ

-リオレ島にて-

[珍しく白衣を着て、男は忙しく働いていた。

終戦の知らせと同時に、軍人としての仕事は上司や部下に丸投げして、医者として動いている。
時々、部下がこちらに顔を見せて、ナハティガルの事やら現在の状況を伝えてくれるが、今は、医療の手はいくらあっても足りない状況だ。

ようやくの休憩時間、「先生」と呼ぶ声に顔を上げれば、ナハティガルの乗員の顔が並んでいた。]

 なんだよ、お前ら、顔揃えて。
 あぁ、見舞いね。なるほど。

[怪我が重かった乗員もこちらへ入院している。]

(255) 2015/11/19(Thu) 18:07:41 (Ree)

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