イタタ……見たか、私の石頭を![ベッコリと金属が歪むほどの衝撃を自身の頭で与えて脳震盪を起こさないのは、頭が頑丈である証であろうしかし、流石に金属へ何度も繰り返すのは危険な行為でもあった。][先ほどの人物に声を掛けようと近寄ると、『ここです!』の声と共に、相棒とも言える私の真っ赤な弓矢が揺れる>>246]ありがとう![彼女から弓を受け取ると、その弓矢の心地よい重さは彼女の手に吸い付くように納まった]