― サロン ―
ああ、ギィ様でしたら、私は別に――…
[城主が血子に向ける蟲惑的な流し目。誘う言葉>>218
彼ならば、とあっさりと首是を返しかけ。
傍らから突き刺さる視線を>>237すんでのところで感じ取り、小首を傾げた]
個人的には、許可を出しても構わないのですけれど……
シュトラウス家は自主性を重んじる方針ですので。
ギィ様が見事彼を口説き落とせるようでしたら、一晩でも二晩でも。
お気の召すままどうぞ?
[…無理強いは口説き落とした内には入りませんことよ、と一応息子のために付け加えておく]