― 霊王の領域 ―
[開いた扉を潜る前。
投げかけられた問い>>242に、紫水晶と紅が瞬いた]
……んー、俺とヴァイスは、別の場所を護るのが本来の役目だから、ずっとここにいた訳じゃない、かな。
ここを守り続けてるのは、ティアの方。
『……とはいえ、あたしも護ってる、っていうのとはちょっと違うわね。
あたしの役目は、いうなれば楔や鍵そのもの。
あと、一応人としての天寿は全うしてから、違うものに転化してるの。
……誰かさんは、どう考えても天寿じゃなかったけどー』
……その話、今必要?
[ジト目と共に向けられた言葉にこう返して、それから]