― 外壁上 ―[狭い場所での文字通りの真剣勝負。それが齎す緊張感がは、いつか、纏う軽さを消していた] ……は、さすがにっ。[あの一撃で崩れ切りはしないか、と。呟きに籠もるのはどこか楽し気な響き。叩きつけた剣を一度引き、構え変えて追撃を、と思う所にダガーが投げつけられる。>>251狙い定めぬそれは左の腕を掠め、その衝撃が動きを鈍らせた]