……ああ、そこの神官! 暇があれば、誰か呼びつけてくるのだ。 フィネル神官騎士だったか。ヤツでもいいし 嫌な予感はするが、神官長を呼んでも僕は一向に構わん! 異界の客人のご希望だ。[手近な神官に、鍛錬所でそう託けたのは勿論、"そういう意味"なのだが。トオルが、色々と違いすぎる異界式"鍛錬"の実態に気付くのはいつであろうか]