人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


修道騎士 バルタザール

― 三階へ続く階段 ―
[がしゃりと具足を鳴らし、破壊された石段を律儀に一段ずつ降りる。
決して急いてはいない。]

 それ以上は覚えていない。
 私には、何を託されたのか分からないのだ。

[最下段で一度だけ足を止め、]

 ……ただ、遺していくことを気にしていた。

[それだけを告げると、もう省みることはない。
聖女の痕跡を追い、疾駆を始めた。]

(252) 2014/02/22(Sat) 22:02:35

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