[ 確かにレトは限界ぎりぎりまで無茶をする。だが、限界を超えたら、飛べなくなることは判っている。飛べないということは騎竜師にとって死と同義だ。だから、彼は決して……落ちない ][ そう信じるようになってから、レトに対して多くの言葉を費やす事はなくなった。時折、限界ぎりぎりの無茶に釘刺す事はあるにしても、最後にはレト自身の判断に全てを任せ、それを頼りにしてきた、だから… ]