……皆さん、『虚無』の欠片を回収する準備は整いました! けど、その鈍色の龍を鎮めなければ、最後の回収が叶いません。 だから……。 [ここで一度、言葉を切って] ……鎮めて……救ってください![たすけないと、と訴えていた仔竜の想い。それに答えるのが、一番いい選択肢だと思えたから。その言葉は、ごく自然に口をついていた。*]