―宿の備蓄庫でふと考える―
(いろんな物の在り処がわかる自分が動くのは当たり前。
出来ること、やらないと。
「だから、手伝ってくるね」って言っただけなのに。
シモンさんは優しく頭をくしゃっとしながら声をかけてくれた>>232.
シモンさんの負担にならないように、頑張ってるけど、たまにとても苦しそうな顔をしてる。
本当は私のことが邪魔になってるのかもしれない。
でも、シモンさんは優しくしてくれる。
私は、どうしたらいいんだろう…。)
[甘えていいのか、出ていった方がいいのか。
いつも答えは出ない。**]