そうだよ!素手で魔物倒せるって格好良いなって思うし
僕なんて武器あっても返り討ちだし…アリーセみたいな人には憧れちゃうよ
[驚いている様子の彼女へ更に本音でそう告げた
魔物が残っていたなら弟子入りをお願いしていたかもという事までは流石に言わなかった
嫌そうな顔をされたらショックでまた落ち込みそうだと思ったからなんてそんな]
そ、そっか…それなら良かった
じゃあ改めて握手しよっか!
[そう言って握っていた手をキュッと握り直す
おそらくキラキラとした眼を向けていた事だろう
他の冒険者と握手するなんて初めてなのだから仕方ないがまるで子供のようである]