― 午後・集会場 ―
( ヴィクトリアは村の謎を暴きたい方向の人だったのか…!)
[ 「夜に不審な影を見掛けたとかでもいいから、もし何か気付いたことがあったら教えてね」>>246という彼女の勢いに、内心、たじたじになっていた。]
( それを初対面のユーリエに言って……大丈夫なのか?)
[ 無鉄砲なのでは、といささか心配にもなる。
ちょうど若い男がやってきたので、サンドイッチと淹れ直したコーヒーを渡し、「僕はディークよろしく」>>248という自己紹介に応じて、自分も名乗った。]
ぼくはエドワード・ファレル。
骨董品店に勤めています。
[ その後ろから集会所に入ってきた小柄な人物は>>250、少年だろうか? 少女だろうか?]
一緒にコーヒーを飲みませんか?
[ と声をかけたが、相手に聞こえただろうか。]