[こわごわと開かれる扉>>251に笑みを深くして、告げられる謝罪には首を横に振った。相手が名乗れば自分もと、腰掛けていたベッドから立ち上がる]シルキーね、覚えたわ。私はエレオノーレ。親しき人はエルと呼んでくれたわ。好きな方でどうぞ。[外へと誘われる事には、再び首を振る。折角の誘い、断りたくはなかったのだが、現状がそれを許さない]有難い申し出なのだけれど、少し事情があって……この部屋から出ることが許されないの。[そう言うと、少しだけ悲しげに微笑んだ]