[ゆるりと自分の胸に手を置く、そのまま、体の輪郭に沿って喉まで滑らせて]だから、大事な物は自分の手でちゃんと守ることです。道を見据えて、森で迷わないことです。でないと俺が食べてしまいますよ。[ジャンと最初に会った時に、夢を見て泣いていたアルビンとは違う。シルキーに毒を囁いたアルビンとも違う。優しいけれど冷たい。己の有り様を決めた魔物の顔で]