人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


魔王 テオドール

[ そんな思考の中、
 方向性の変わった質問>>229に、テオドールは一瞬ふいを突かれた。 ]

 ……そうだな。

 ヤコブ・バルドは"鍵"に選ばれた者。
 ソマリアード亡き今は、騎士団を率いる盟主を名乗っている。
 元は一介の田舎者だ。
 他には、

[ 最後に付け足した。 ]

 ……俺の父だとでも言おうか。

[ 冗談だ、と言うように、ハ、と笑った。
 声の聞こえる範囲にいた魔物も追従するように笑った。

 当り前だ。
 テオドールは壮年。ヤコブはまだ少年の域を出たばかり。
 そんなことがあり得るはずがない。 ]

(251) 2014/04/03(Thu) 19:50:06

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby