人狼物語−薔薇の下国

297 吸血鬼の脱出ゲーム


碧眼 シルキー

―城の一室―

[扉の向こうから聞こえる笑いを含んだ女性の声。
怖い人でなくてよかった、と、少女はいくらか安堵しながら。
それでも恐る恐る扉を開けて、]

ご無礼をお許しくださいな。
すこし疲れていて、注意力散漫になっていたみたいなの。

[改めて謝罪の言葉を口にした。]

私はシルキー。
退屈なら、お外で散歩でも如何?
『お父様』が、此処の中庭はとても綺麗だと教えてくれたわ。

[退屈ならば外に出ればいいのに。
目の前の青い髪の女性が罪人であるなど、思いもよらぬ少女は無邪気に話しかけた。]

(251) 2015/01/30(Fri) 02:42:23

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