― 2F2号室 ― 輝音さんっ!![バン、と勢いよく扉が開かれる。けれど部屋はもぬけの殻で>>246] ……輝音さん……。[一緒に生きると約束した。だからきっと、勝手にいなくなっていたりなんてしない。どこかへ出かけているだけだ。信じているのに……姿が見えないのは不安で。][携帯を取り出し、彼へ連絡を**]