ハスティさん。『ハスティはんか。』[>>244初めて姉弟らしくハモった。 続く言葉に、少女は恥ずかしそうに笑みを浮かべる。] ……ううん。 疑うとか……俊介くんに対して、そういうこと、考えてなかった。 ただ、助けたい、力になりたいって、ずっと思ってただけで。[それはいつかの約束>>0:356][共に戦い、これまでに抱いた事のない想いを胸に灯らせるきっかけとなったもの。] ……こら。こっち向いて。[そっぽを向いた少年の頬へ、そっと触れる。]