― 2-3号室 シスターの部屋 ―
傷見るのは慣れてるから大丈夫さ。
[警戒されないように笑みを作っていたのに、思わず顔を顰めてしまった。
付けたばかりの傷だけじゃない、他にもたくさんある傷痕に>>237。]
それは、内緒にしておくけど……練習してた、ってこと?
……や、占ってものが僕はよくわかってないんだけど。
シスターのは、人か、そうでないかを区別するためだけの占、ってことかな?
[占星術は医学や薬草類とも関わりはあるけども。占星術そのものに関しても、青年は詳しくない。
その辺も学んでおけば、シスターが本当のことを言ってるか、それとも嘘か見破りやすかったかもなぁ、なんてちょっと後悔。]
あと、さ……傷薬、塗ってる?
うん、ちょっと治りが遅い気がしてさ。
もし持ってないなら分けれるよ?
[使えない事情>>228も知らず、提案を*。]