[着々と開戦の用意が進められている甲板に出ると、丁度帆柱のところが騒がしくなっていました。>>223声に釣られて上を見上げると、私の定位置に珍しく中佐が。][その近くをよくよく眺めれば置きっぱなしの相棒が帆桁に突っ掛けてあったので、狙撃担当の役目交換しますか?と冗談交じりの声を上げようとしたその直後。][聞こえてきたのは知らない《よく識っている》旋律で。>>226]