―回想/アデルと―
[少しするとアデルの様子も落ち着いてきたようだ。>>217
良かったなと言いながらも、彼からの問いには一瞬固まる。]
人狼に寄生……か。
知らぬ間に見ていたことならあるかもしれない。
今日の事件の犯人だって、その可能性が高いからな。
[不自然なはぐらし方にお粗末さを感じずには居られない。
実際問題としては、遭遇したことはあるのだろう。
ただ、意識が無いだけで。
暫く話していただろうか。漸くアデルの体調が大分回復したので、医務室へと向かうことにした。
己が姿を消した後、彼が呟いた言葉>>230を聞くことは無く。**]