― 世界樹の枝の上 ―
え...?
[ 自分が何をやらかしたのかを自覚したのは、風の刃が胴に巻き付いていた数本の尾を断ち切っていった時 ]
わ...ちょ、待って待ってーっ!
[ 叫んだところで、放たれた風が戻る道理も無く、星司の方にまで飛んでいくのを見れば焦りは頂点に達した ]
星司っ!?
[ 殆どの風は精霊の乙女達によって防がれたようだったが>>237実際にどうなったのかは、ウェルシュの位置からは、はっきりとは視認できず...それでも星司が動きを止めない事、その星司に向かって蛇が大口開けて迫るのだけが判った>>238 ]