まぁ、数が多いので一人じゃ難しいでしょう。本当に、変な生き物と縁のある日だこと。[人形と蚊に続き、この風船ですからね。なんて言っていると、人の身の丈ほどまで膨らんだ風船が一つ、エントランスの入口付近に静止しまして、数秒。][――パァン!][と、大きな破裂音を鳴らし、飛び散る火の粉を伴い割れてしまいます。どうやら、花火と風船が複合したディアボロスみたいです。]