人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


盟主 ジェフロイ

― 明朝・オプティモ西砦付近海岸 ―

[海岸に並ぶ船が流れるように隊形を変えるのを見て、やはり練度が違うなと嘆息する。
もう少し訓練ができていればとも思うが、無いものねだりだ。

4つの方陣は、船より降りてきた王府の兵たちを迎え撃ち、その速度をいくらか鈍らせながらも愚直に着実に前進していく。
海岸へとたどり着けば、わあと喊声を上げて、船に取りつくべく走り出した。]


 投石器前進!
 銃部隊も投入する!

[鼓の音が増え、陣の中で組み上げられていた投石器が4基、前へと引き出されていく。
その脇を、盾兵と二人一組で銃持つ兵が位置につき始めた。
弾薬の材料が手に入ったことで再び戦線に投入された銃は、それまでの間に製造された分も含めて20挺ほどに増えている。

戦い慣れした遊撃隊のメンバーで構成された銃部隊は、それぞれに散開しつつ相手を狙い撃ち始めた。]

(249) 2015/03/17(Tue) 23:19:00

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