(───ウルケルは、この先。)[今再び思う先、それが姪とストンプ候との間で語り合われた>>2:298>>2:453ことを、アンディーヴ卿は未だ知らない。かつて変化が必要になろうと言った男は、今はカルボナードの意を受け───帝国を阻むための防壁として、洋上にある。この戦いに勝利を収めようとも、カルボナードが今のままではウルケルはいずれ変化を迎えられず滅ぶのではなかろうか。それを防ぐための方策は、その方法は。思考に沈む。アンディーヴ卿の、そこだけ姪と良く似た淡い紫色の瞳が*閉ざされた*]