ようし、皆に配って歩こう。[帆布でできた頑丈な鞄に護りの輪たちを入れて、大きなものは肩にかけたりした。不思議と重くはない。自分の信じることをしている者独特のしっかりとした足取りで出発するのだった。まずは、村に残っている人たちに渡して、それからもっと遠くへ。]