やあ、助かるよ。 俺、恩はちゃんと返す方だから安心して。[念押しにはにこやかに答えて、ナイフを靴に戻してみせる。もともと、依頼の無い相手はあまり狩らない方だ。手当をされてる最中もなすがままになっていたが、時々、「そこ危ないから気をつけて」「あっ、そこダーツあるから」などなど、口を出すのだった。最終的に出てきた武器は、実に二桁に届いた。**]