弱くて…いいじゃないですか……強いだけ…の人なんて、いないんだから…。[所有の印をいくつも白い肌に散らすも、吸血種の身体は何事もなかったように印を消し去っていく――。リエヴルがまた熱を吐き出せば、下股を濡らしたそれをたっぷりと掬い。彼の足の間に伸ばしていく。]