人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


変わり者 アレクシス

[袈裟がけに振り下ろされたクレステッド>>235の剣は、男の背中を大きく切り裂いた。
その衝撃にソマリへ寄りかかる形となり、本来の利き手である左手は、彼の肩の骨を粉砕せんと握り締める。
牙は血を吸うより前に痛みへ喘ぎ、首筋へ深い牙痕をふたつ残すのみ。
そこから溢れる血液を僅か舐め取って、ソマリごと身体を反転させ、クレステッドに対する盾にする。]

 ――、

[ソマリの眼差しにもう、瞳を揺らすことはなく、何か囁いた後、ソマリの身体をクレステッド目掛けて強く押した。
後退し踏ん張ったところで背中の傷口の痛みに呻きを漏らすも、歯を食いしばって大鎌を追いうちのように投げつける。
自己治癒能力の弱った身体は、耳と背を傷に大きく震えた。]

(248) 2014/02/21(Fri) 23:21:04

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