― 中庭 ― そうなんだ? お菓子でも、結構すばしっこいもんね。[シメオンが小さくため息をつくのが聞こえて>>239、うーん、と首を捻る。 そう困った顔をされると、放っておけない気持ちになる。 と、そこに舞い降りてきたのは彼の黒い相棒>>240。 ウンブラの言うことには] あっ、さっき騎竜師の先輩が言っていたことかな。 確かに、あっちの方に気配があるって。[そう、頷いて肯定する]