――草原にて―― うっっ……。[トールの指摘>>242に、思わず口を噤む。やがて、ゆっくりと唇を開いた。] …………乗ってます。とっても。[諦めたように認め、表情を綻ばせ、彼の髪を撫でる。甘えて構わないと言われれば、嬉しそうに頷いた。] 先輩には、敵わないな、本当に。 こんな風に誰かに……なんて。 思わなかった……。[小さな呟きは、すぐに人の気配に掻き消えた。]