そんな事……言われても……。
[どうすればいいのだろうか。彼をなるべく穏便に退けたい。
だが、試練に合格した後の邪魔し合いになれば、命のやり取りも含まれることになるだろう。
そうなっては、私の望む未来から遠ざかってしまう。
だから、どうにかするなら今なのだけれど]
「おいおい、なにを迷ってるんだよ。何度でも邪魔をする>>237って言ってるじゃないか。お前にとって一番重要なのは何だ、ローレル。
手に入れたい未来があるんだろう?」
それは……そう、だけ、ど……。
[そうだ。手に入れたい未来はジルくんをどうにかした先にある。
その方法が穏便でない方法しか見つからず、途方に暮れていたけれど、
アミィの言葉に、髑髏の花の囁きに促されるよう、流されるようになるうちに]